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眼の色シリーズじゃないけれど-「心霊探偵 八雲」- [animation]

心霊探偵八雲 第1巻 〈通常版〉 [DVD]別に眼の色が違う話が気にいったわけではないのですが、これもそういえば主人公の目の色が左右違うってヤツですね。
しかもやっぱりこの世のものではないものが見えるという。ただこの世のものというのが妖の類ではなくて幽霊オンリーなのが違う点といえば違う点か。

クールでどこかハスに構えていて、その心に闇を抱えている人。
正義のヒーローじゃないくせに、人をほおっておけないお人よし。

「視ることしかできない」

視えることの意味、できないことのジレンマ、人と違うがゆえに負った心の傷といざ自分には何もできないもどかしさ、まったくもってヒーローじゃないけれど、それでも自分自身を闇に閉ざすことなく前を向ける人。

単にその瞳を使って事件を解決する、という話以上に心にくるものがあります。
良き理解者ができたことで、その前向き度がやたらと上昇するのがちょっとお手軽な気もしますが、まあそこはそれ、相手はかわいい女の子ですから(ってそういう話かよ?)

個人的に疑問なのは、八雲の実父であるはずのあの幽霊、両眼が紅い色ってことはやっぱり存命中は視えてたんでしょうか、幽霊。
というかなんで死んだのさ、悪魔のようにもろもろの事件を引き起こしてまで復活したい理由が分からないままなので、その辺だけが消化不良。
いやまあ、別にわからないならわからないで構わないっちゃあ構わないんだけど。

その辺は多分原作小説に手を出せば解決するんじゃないかと勝手に想像中。
本人は、原作小説に手を出すかはたまたコミックにするかちょっぴり考え中。
最近のアニメって原作付きが多くて、ほんと読みたい本が貯まる一方ですわ。


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己が往く先はまだ定まらず-「あまつき」- [animation]

TVアニメーション「あまつき」DVD 第1巻 <通常版>日本史で赤点取ったら大江戸幕末巡回展に行くことがなぜ補習になるのか、イマイチわかりません。
ついでに言うと出席日数が足りない場合も大江戸幕末巡回展で補えるのかもわかりません。
しかもなんで春休みなんだ?

とはいえそういうところからツッコミ始めると話は先に進まない。

主人公 六合鴇時が期せず(あたり前だ)してタイムスリップした先は江戸時代。
しかも巡回展ですれ違った同級生が2年も前に来ていたという。
タイムスリップってほんと時間軸がずれるものなのね~と感心&納得してしまえばSFな話で終わってしまうのですが、問題はここから。

ええとどうもこの話はSFではなくて妖の話、のようでございます。

あっらーわたくしの方が期せずしてまたしてもこの手の話にひっかかったか。

人間と妖の境目、誰もがみな幸せになんて無理とわかっていてもそれでもヒューマニズムに駆られて行動を起こす鴇時、それが梵天にうまーく糸を引かれているような引かれてないような。

最後には帝天まで出てきたってのはどうすりゃいいのさ。
しかも、話はまだこれからだろー?!と言いたいところで終わってるし。
どうも原作コミックではこれから先も色々と話は続いているようですが、やっぱりこれも手を出すべき?
ただまだ原作も途中っぽいので、完結してから読むリストに加えた方が良いのではないかと考え中。
ってことは、当分ご縁はないってことですね。
さらに言うとそのうち忘れてしまいそうな気もする。

こういう、言うことだけは1.5人前、でも処理能力0.5人前な人が主人公を務めるモンはあまり見ないので、そういう意味で楽しかったのは見っけものなんだけどなぁ、ある意味。
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なぜ声のオトコマエ度がかわるのか?-「レンタルマギカ」- [animation]


レンタルマギカ アストラルグリモア 第I巻(限定版) [DVD]


優しくて人情味にあふれていて、でも限りなく臆病。
そんな伊庭いつきが、失踪した父の代わりに次期社長に祭り上げられた会社はなんと「魔法使い派遣会社」。
うーん、この世の中いろんな派遣がありえるけど、まさか魔法使いとは。
しかもケルト魔術から陰陽道、神道、ポルターガイストってどこまでが魔法??
自然に受け入れられているのかと思いきや、どことなく一般人とは隔離されてもいるような妙な世界だし。

そしてこの役立たず(失礼)社長は、臆病で社長業を厭がっているくせになぜか窮地の人をほっておけずに事件のど真ん中めがけて飛び込んでしまい、それに社員たちが巻き込まれた揚句に いつき の持つグラム・サイトを使って事件解決。

その日常的ほのぼの感とか騒がしさの中では、社員よりも低い位置に属しているとしか思えない いつき が、いざ眼帯を取り去ってグラム・サイトを発動させるや、冷静に動じず、むしろ高圧的になるのは何故?
しかも声も凛として、カッコよさが変わってくるのはこれまた何故?

まあ、なんだ。
その眼の赤の鮮やかさと凛とした声、的確かつ迅速な指示、相手をしのぐ力だけを見てれば非常にカッコいい。
普段がなんせアレなんで徹頭徹尾とは言い難いが、性格の幹となる部分は筋が通っていて好ましかったりする。

で、この社長がかなり気に入ってしまったのだけど、残念ながらアニメは原作よりもエピソードが短い。
正直なところ、他のエピソードが読みたいがために本を買うか、はたまたアニメで我慢しておくか、実は今悩みに悩んでいるのである。

わたくしが気に入っているのはあの作画の伊庭いつきなんだよなぁ。
グラム・サイトが光を帯びないとヤダ、とか
あの有無を言わせぬ冷静沈着な声が聞きたいんだ、とか
そんなことを思うとちょっと躊躇してしまうくらいの冊数はあるんだ、これが。
読みたいがコレクションはしたくない、でも読んだ後に処分するのも面倒。
というわがままな理由につき、いまだ購入に至らずにいる。

そのうち「社長命令だ」という いつき の声が聞こえてきたら買う、かもしれない。

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最早テニスとは・・・全部まとめて-「テニスの王子様~全国大会編~」- [animation]


テニスの王子様 Original Video Animation 全国大会篇 Final Vol.1 [DVD]
先日から引き続いて「テニスの王子様~全国大会編」をファイナルまで全てを視聴。

ええっと、これはテニス、ですか?な世界ですね。
あまりにスペクタクル&心霊すぎて、思わずのけぞりました。
いやまあ、確かに本編も後半は相当なモンでしたけどさ。
それがさらにグレードアップされてるって、リョーマの進化以上に凄くないか?

奥義っておいおい、、、オーラを自在に移動って。
なんかもう最新テクノロジーも何もかも超越しきってませんかね、テニスなのに。

そして、滑り込みで大会出場決定の凄腕リョーマ、周囲からは随分な言われようで。

ずぶとい神経、唯我独尊、三白眼で睨みを利かせるアメリカ帰りのヤツ

ぷぷぷっ
これだけ並べ立ててみると悪口通り越して、ある種尊敬すら感じてしまいます。
一応どれもスポーツやるうえでは大切なんじゃない?なんて。
そう思ってしまうのも結局は、わたくしがリョーマ贔屓だからかもしれません。

まあスポーツアニメととらえるか、超ど級ネタアニメととらえるか、人によってさまざまではありましょうが、個人的には好みでございます。

わたくしは、なんといおうと才能あふるる少年ですとかカッコ良い青少年が好きなのですよ。
これさえあれば万事がOK!




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な、ながっ!ようやくなんとか視聴-「テニスの王子様」- [animation]


テニスの王子様 Vol.1 [DVD]
e2スカパーANIMAX番組表にやたらと踊る「テニスの王子様」の文字。
そういえばタイトルは知っていても全然見たことなかったなぁと今更気づきまして、手を出しました。

結果、ある意味後悔・・・。

だって長いんですもんっっっ話の数が。

少年漫画系はやたらと長編が多いのはわかっていますが、なんで178話まであるのよ。
しかもチビミニな奴らはすっ飛ばして頑張って見続けても1週間以上かかるという。
そりゃblog更新なんて到底無理でございました。
これでまだOVAは残ってるのよねぇ。はあ~~。

さてと、どうしてスポーツものアニメというのはこうも「技」にこだわるんでしょうか。
野球もテニスもサッカーもバスケもまともにプレイしてるの全然ないぢゃん。
と改めて実感しました。

あ、でもこういうのも嫌いじゃないですよ。
幸い(?)ドリブルだけで10分以上、なんていう構成じゃないだけテンポは良かったのかも。

越前リョーマの小生意気にも気の強い眼も良かったですし。
繰り出す技はなかなかおもしろかったですし。
成長途中の少年たちがやっていい技とは思えぬ数々ですけど。
しかし、どうしても手塚君の中学生設定に納得できない。。。
あれ大学生くらいにしか見えませんけど、なんとかしてください。
せめて高校生とか?

ほとんど枝葉の感想が中心だったりしますが、これからOVAも見てみる気力は十分あります。
ということで、まだまだ当分は「テニスの王子様」漬かぁ。
むー他のものが全然消化できないボリュームってすさまじすぎ。

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袖すり合う縁-「夏目友人帳 参 第8話」- [animation]

一年ぶりに子狐クン登場。
もう子狐、と呼ぶには少々大人っぽくなりました。
本当の子供から少年の姿へ。
獣としての成長がうかがえます。
というか獣の成長度合いからしたらもうちょっと育っていてもいいのか?

そんな子狐の住む地域に赴く夏目少年。
初めての滋さんとの旅は、いろいろと思惑が重なっているようで。
というか、

父親(にあたる存在)と旅行をしてみたい
ニャンコ先生のために薬草を手に入れたい
子狐に会える

ってかなり詰め込んだ内容ではないでしょうか、夏目少年。
欲張りすぎじゃないか。

そんな夏目少年の思惑とうまく合致しなかったのは子狐クン。
けなげなまでに待って待って待って、でも夏目少年は他のアレコレで忙しそうで一方通行。
寂しい子狐を見守り(?)諭す石神さまは、温かい存在ですねぇ。

流れる時間の尺度は違えど、その流れの中のどこかで出会い、縁を結び、また流れていく。
妖と人間の間に横たわる時間の尺度の差を常々感じながら、それを受け入れる。
子狐には静かにそっと「君のことが大事だよ」と囁くような関わり方をする夏目少年はすっかりお兄さんモードというか。
獣年齢からするとそろそろ子狐クンの方が年上になるはずなんだけどなぁ。

そして関わりといえばニャンコ先生こと斑さま、傷が痛んで唸っていても夏目少年が気をかけると「なんてことない」とうそぶくさまが、やせ我慢かはたまた彼なりの気遣いか。

どこをどう見ても優しい関係が透けて見える回でした。

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心からの賛辞を-「続・夏目友人帳」 [animation]


続・夏目友人帳 1 【通常版】 [DVD]
只今暑さ真っ只中、なのに「続・~」は違う季節の違う時間が流れているようです。
ううむ、画面の中だけは涼しそうだな、おい。

1話目を見て思ったこと。
あっらー、名を返すシーンの夏目くんが、性別不詳になっている、でした。
男でもなく女でもなく巫女というよりは巫子(そんな字あるのかよ)で、人間離れをした美しさを感じます。
神の領域なのか、もうそんな存在になりつつあるのか、と無用の疑問がぐるぐると。

以前は友人帳の名前を返すだけだったはずの夏目少年が、少しずつそれ以外でも妖と関わり成長(?)を見せ始めた前作の終わりから、今回はさらにまたいろいろな変化が訪れたようで。

心を通わせる妖だけが相手なのではなく、本当にタチの悪い妖を封じるなど自分の手で始末をつけるようになったこと、そして自分の在り方を考えるようになったことなど、夏目少年が少しずつ成長していくさまが、時に危うく時に頼もしく感じられる。

そして斑さま。
ニャンコ先生のぶさかわいさ云々はおいといて、ギャップが激しいだけにたまに出てくる斑さまがほんとにお美しゅうございます。
声もしぶいしかっこいいし。
とはいえ、その声をあててる井上和彦氏の他のキャラ声は全然記憶になかったりなかったり・・・(汗)
ついこの間観たはずの「宇宙戦艦ヤマト 復活編」のパスカル将軍も彼だったとは。
あまりに不覚!!

さてとこれでやっと今季の「参」を正座して待てるな。

でも一気に観るには惜しい作品だよなぁ。
じっくりじっくり余韻を楽しみつつひたりつつ、夏目少年の変化に合わせてのんびりと参りたいところです。
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久しぶりの妖たち「夏目友人帳」 [animation]


夏目友人帳 1 【通常盤】 [DVD]
今日から始まったお盆休み、ちょっとばかりゆとりができる休みが嬉しい。
ずいぶん以前に1話を見たままその後がなかなか続かなかった「夏目友人帳」、時間ができたときには絶対に観るぞ、それもできれば夏にほんのり観たい、とはずっと思っていたのです。
それがこの前「百鬼夜行抄」を見たことで、観たい衝動が大幅な揺り返しでどどーんと戻って参りました。

さてと第一期13話を一気に観賞。
やはり以前とたがわず相変わらず良いと思える。
レイコそっくりな女顔に華奢な雰囲気、白アスパラのあだ名を裏切らぬ風情なくせに、なぜか短気、なぜか妖怪をげんこつでやっつけてしまうそのアンバランスさをもつ夏目少年と、普段はニャンコ先生ことぶたねこそのまんまのくせに元に戻ると狼のような斑(少数派でしょうが、ニャンコ先生のときより斑の時の方が絵的にも声的にも好き、カッコええわぁ)が紡いでいく人間と妖の世界の物語。

ときにホロリと、ときに号泣したくなる優しい世界は、夏の怪談と呼ぶにはあったかい。
きっと悪玉妖怪もいるんだろうに、そういうのは描かれていないせいか、どこまでも穏やかだ。

毎回毎回、ただ名前を返していくだけだった物語が、いつしか友人帳を離れて妖と関わり、そして周囲の人間との関りあい方も変わっていく、、、。
これから先、夏目がどう生きていくのかその先を知りたくなる13話でした。

あー、これからまだ「続・」と「参」があってよかったよー。
当分このシリーズも楽しめそうですわ。

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ながーいお付き合い-「宇宙戦艦ヤマト 復活編」- [animation]


宇宙戦艦ヤマト 復活篇 [DVD]
ご多分にもれず見てました、ヤマト。
現役バリバリリアルタイムではなかったものの、第一作目のTVシリーズから以降、ずっと見てきた作品です。
完結編は映画館に見に行った記憶もあります。
ヤマトは、わたくしにとってSFへの入り口だったわけです。

で、やっと遅まきながらの「復活編」。なんせ酷評だったもんで、当時も二の足を踏んでいたらとうとうここまで引っ張ってしまったという。
実写版DVD(Blue-ray)も発売されたところで、えいやっと気合いを入れてみました。

で、悪名高き(汗)本編。
当たり前のご都合主義と当たり前のトンデモ設定は、実にヤマトらしいし、ある意味真髄とも言えるでしょ。

ただ、なのです。
ただ、あの当時のヤマトにはあったもの、暑苦しいまでの人としての情熱や使命感、それがすっかり消えている。
今の時代を反映してなのか、若い乗組員はチャラいし、無駄に主張する。
それはまだ良し、とするにしても、それにある程度迎合できる古代進が宜しくない。
そんな人だったっけか?
17年の歳月はそこまで人を柔らかくするのか?
それになんでもかんでも自分で手ぇ出しすぎですし。
ついでに、数々(?)の難局も即座に解析、あっさり実行、平然と解決、なんてされると手に汗握る瞬間もない。
ヤマトの使命はもっと苦しんで悩んで最後に活路を開くものじゃなかったのか。

「崇高な精神のもとに戦っている」と敵将に言わせるほどの何か、が伝わってこない。

それがさびしい。

おまけに敵チームに魅力がない。
デスラーみたいに憎々しくも魅力的であったり、暗黒星団みたいな不気味なまがまがしい圧迫感もないし
小物が化けてでっかく見せている図でしかない。

こんなんでいいのか、ヤマト。

どう見ても第2部へのプロローグでしかなかった本編なのに、今となってはその肝心の第2部がありえるのかどうかはわかりませんが、その結論が出るのは何年後のことでしょうねぇ。
むしろ結論が出るのかでないのか、どうなってるんだ論争の方がよほどドラマティックかもしれません。

ま、あたしは期待せずに待ちますよ。
待つというか、出てきたらその時は見ますよ、ええ。
なんせ長ーーーーいお付き合いですから。
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