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期待に違わぬ-コミック版「夏目友人帳」- [comics]


夏目友人帳 (1) (花とゆめCOMICS (2842))
基本は映像人間なので、これも多分にもれずアニメから入ったクチ。
本当は「参」が終わってから一気に読むつもりだったのですが、どうしても我慢できずにとうとうと手を出しました。
結論、手を出して良かった、満足の一言。

原作からのファンではないせいか、アニメの作画と原作の多少の違い(夏目少年の髪の毛の色とか)は、あまり気にならないし、斑さまなんて動きのあるアニメだからこそよりそのふさふさとした毛並みと流れるような身のこなしや優美な姿が際立つ気がします。
エピソードも若干変えているところもあるにせよ、雰囲気は壊されて無いように思う。

でも、原作コミックを読んでみて、画面の隅から隅まできっちり描きこまれていないその作風が、夏目友人帳の世界をより幻想的に、妖と人間の世界の境目のあいまいさをより効果的にしているのかも、とも感じました。

話数が多い分、夏目少年の感情の動きも追いやすい。
さらりとクールなんじゃなくて、ただ感情を表に出しにくいだけの、そのくせ情に厚く人一倍優しい夏目少年のある種の強さを感じます。
あるようでいて個性のない夏目少年は、妖と人間を結ぶ Go Betweenであってそれ以上でも以下でもないのかもしれません。

さてということで、コミックとアニメの両方を制覇してみて思うのは、どちらがどう、ではなくて、どちらも好き。
困ったことにコミックを大人買いしたい気分急上昇中、なくらいご満悦。
あー、どうしましょ。

ただ、気になるのはこれから的場さんの出方かなぁ。
あのお方一人でやたらと邪気を振りまいていらっしゃるので、ここから先ちょっとヘビィな展開になってしまうと手元にコミックがあるのはしんどいかも。
(実のところあんまりしんどいと読んだり観たりしなくなるというヘタレっぷりですの、わたくし。)

手元に揃え置くのはもう少し様子見にしますが、アニメも新刊もこれからずっとハマったままお付き合いするんだろうなぁ。

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更に夏の風物詩を求めて-コミック版「百鬼夜行抄」- [comics]


百鬼夜行抄 1 新版 (眠れぬ夜の奇妙な話コミックス)
DVDを見終えてから、絶対原作コミックを読もうと思っていた作品のひとつ。
最初にドラマを見た時には「夏目友人帳」と世界観が似ていると思っていましたが、原作はこうもテイストが違うもんなんですなぁ。

ということで「百鬼夜行抄」を語るといたしますか。
映像よりもさらにねじれてひねくれたシュールさをある種のユーモアがありますが、いかんせん、複線だらけのごちゃごちゃした印象。
こりゃ一度や二度読んだくらいじゃすっきりしないや。
ただし、すっきりしない分、後に残るというか尾を引くものが多く物語の意図を無意識に探ろうとする自分がいます。
映像の方は目で見て感じる怖さがありましたが、こっちは絵自体はさらっとしているくせに、話のねじれ具合が密かにコワイ。
15巻まで読んで(というかそこまでしかレンタルできなかった)、先は気になるものの、そろそろギブアップ状態。
うーん、本当はずっとおつきあいしたいんだけどねぇ、わたくしの基本的スタンスは寝ても覚めてもどっぷりハマった、と思う物じゃない限りはレンタルで済ませる!なので(エラそうに言うでないよ)。
このまましばらく様子見といたしましょう。

こうして原作とドラマの両方を堪能してみると、今回は両方ともに良さを感じられてかなり好きでした。
ドラマの設定は原作とは若干違っていたけど、それはドラマとしての面白さに繋がっていたと思うし、きちんとキリ良く納得できる終わり方に繋がっていたんじゃないかしらん。

原作の方はまだまだ続くよ、どこまでも?
様子見しているうちに、熱は冷めるかはたまた大人買いに走るのか、なんか別の意味でコワイなー。

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懲りもせず原作に手を出してみる-コミック版「RHプラス」- [comics]


RHプラス (B’s LOG Comics)
DVDの最終話から後の話が気になって、とうとうコミックに手を出してみた。
だって、大学生になった誠とあげはが出てくる話もあるといわれたら、ちょっとばかり気になるじゃないですか。

結論。やっぱり実写から気に入ったものは難しいかも。
こっちが原作なのにねぇ。
どうにも野上誠=三浦悠さん、で固まってしまっているので、原作のあの絵だと子供っぽいというか、何かが違う。
ちょっとクールで妙に繊細君でちょっと寂し気で孤独感を漂わせるあの佇まいが気に入っているんだな、結局は。

で、頭を切り替えてコミックとしての「RHプラス」。
ヴァンパイアの生態的お話でもなく、正義の味方的お話でもなく、ひたすらに繋がりのお話。
「ずっと一緒に居る」それだけが自分を支える唯一のもので全て。
日常的にはもうちょっとあれやこれや軽いあれこれもありますが、何がどう転んでも「繋がり」を求め、ゆえに迷い、不安になり、心強さを感じるというところへ戻って行く。

こういうのも好きですが、個人的にはもうちょっとドラマティックにあれこれある方がいいなぁ。
もっと正義の味方的活動をがっつりやるとか、ね。
あ、そうなるとますます映像の方が映えるか。
つくづく映像脳なのね、わたくしって。
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コミック版「ホーリーランド」 [comics]


ホーリーランド (1) (Jets comics (846))
DVDを見てからなんとなく心に残っているものがあったので、コミックを読んでみた。

結論、これはこれで面白い。
ドラマ版よりもさらに格闘色が強い。
でも、ですね、その格闘技にしても、人物背景にしてもいろいろと説明が多いと感じますな。
すっきりはっきりくっきりと情報過多。

好みでいえば、役者さんの眼だけで語らせる映像がある方が好き。
せっかくなので、DVDではうっすらとしかつかめなかった背景がわかったところで、
も一回DVDを見てもいいかなぁ。

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